自分で何かを作ったりすると色を塗るためにスプレーを良く使いますよね。
でも光沢を出そうと思うと表面を何度も研磨したりする必要があると思っている人も多いでしょう。
ここでは簡単に光沢感が高くきれいにスプレーやペンキで色を塗るコツを書いておきます。
結論を先に言うと
たぷんたぷんにスプレーを塗るだけ
です。
表面の光沢はザラツキがあるかないかで決まります。
これは金属でも木材でもスプレーを塗った物でも同じで、
顕微鏡で見ないと分からないほど細かいザラツキがあるだけで光沢感が失われます。
逆に目の非常に細かいサンドペーパーから始めて、
最終的に布のようなもので磨き上げるようにこすり続けると、
木材ですらピカピカになります。
一般的にスプレーやペンキで塗る場合、
薄く塗り乾いたら磨くという工程を何回も繰り返すことで光沢のある仕上がりになると言われています。
たしかにその方が強くきれいな仕上がりにはなるのですが、
工具を持っているならまだしも、
手作業でそれを実現するには相当な労力が必要です。
ここで、塗りたい物に流れるほどスプレーを塗ると、
スプレーの粒は液体となり、表面のザラツキがなくなります。
こうすることで誰でも簡単に光沢のある塗装ができます。
何度か厚塗りしたり、クリアラッカーを塗ったりする場合は、
一番最後の表面となる塗装をたっぷり塗ります。
最初にたっぷり塗って光沢を出していても、
最後にサッと違う物を塗っただけで光沢は失われます。
難点は塗装が弱くなることです。
一度に厚く塗っているため、簡単に傷が付いてしまいます。
多少傷が付いてもかまわない物や、
触らないような物の方が向いていることになります。
やってみよう!
実験室