どこの自治体でも燃えるゴミの他に、ビニール袋や包装フィルムなどのプラスチックゴミを分別していると思いますが、
このプラスチックゴミは丸めて捨てても広がって、ゴミ箱はスカスカなのにすぐにいっぱいになってしまいませんか。
上からギュ〜っと押さえてもすぐに上に上がってきてしまいます。
その為、ゴミ袋をたくさん使う事になりますし、捨てに行く回数も増えてしまいます。
そんなプラスチックゴミを全く手間をかけずに簡単に圧縮する方法があります。
普通はみなさん、ゴミは上に上に捨ててますよね。 紙などの燃えるゴミであれば、適当な間隔で上から押さえれば圧縮されて、 空いたスペースにまたゴミを捨てることができますが、 プラスチックゴミはこのような捨て方をすると、 上から押さえても上に上がってくるのであまり捨てる事ができません。
プラスチックゴミは右の図のように、
ゴミ箱の端に押し込むように捨てます。
するとこのゴミは上下左右に広がろうとします。
上に上がってきた分は、次のゴミを捨てる時に押し込まれるので実際には上には上がらない為、
主に横に圧縮されていきます。
これを繰り返すと、かなり長い間同じゴミ袋でゴミを捨て続ける事ができます。
ひとつ注意点があって、この方法は「ゴミ箱に指定ゴミ袋を付けている」場合に限られます。
こうして圧縮したプラスチックゴミは、ゴミ箱から出すと広がってしまうからです。
ですので、圧縮した後違う袋に入れたりすることはできませんので、
そのまま捨てられるゴミ袋を付けている場合に限られます。
実際に測ったわけではありませんし、
どれだけ捨てるかにもよりますが、
全く圧縮しない場合と比べると10倍以上のゴミが捨てられるのではないかと思います。
しかし、あまりやりすぎるとゴミ袋が破れますし、
袋がゴミ箱から取り出せなくなるので、ほどほどが良さそうです。
「ゴミ箱に手を突っ込むのは嫌」と思うかも知れませんが、
通常プラスチックゴミは「汚れていない物」に限られているので、
捨てられているゴミはそれほど汚い物ではありません。
家庭でももちろんですが、職場でも是非活用してみて下さい。
やってみよう!
実験室