日常生活の中で、「これって何センチくらい?」という時ありますよね。
定規やメジャー、物差しがないと正確な長さは測れませんが、大体でよければ自分自身が定規の変わりになります。
みなさん自分の身長は覚えてますよね。
両手を横に一杯に広げた長さはほぼ身長と同じ長さになります。
長いものはそれで測り、少し足りない、少し余る時はその分は目測や別に計ります。
例えば身長が170センチだった時に、自分の体の中心から伸ばした手の先までなら、85センチだということが分かります。
手の指を一杯に広げた時の親指から小指までは、成人男性の平均的な長さは20センチ前後になります。
短い物を測る時はそれを使い測ります。
20センチを越える物は、一度20センチのところで印を付けます。
残りの部分や20センチより短いものは、手を使って定規を作ってから測ります。
手を一杯に広げた親指と小指の先に印を付け、それの丁度中間にひとつ印を付けます。
人間は二等分する場合、比較的正確に分けることができるので、そうして付けた印は大体10センチの長さになっています。
更にそれを二等分すれば5センチになります。
5センチ間隔の長さが分かれば短い物でも大体の長さが分かります。
この手の指を広げた長さは女性やまだ成長を続けている子供の場合もっと短くなりますが、一度自分の手の指を広げた長さを測り、覚えておくと便利です。
両手を広げた長さと、手の指を広げた長さ、この二つを組み合わせると、数センチの物から数メートルの物まで大体測れる事になります。
労力を惜しまなければ50メートルでも100メートルでもメジャーがなくても大体正しい長さを測る事ができます。
余談ですが、私の手のひらを広げた時の親指の先から小指の先までの長さは22センチです。
親指の先から人差し指の先までは18センチです。
差は4センチなので、4センチと、その半分の2センチは大体正確に測れます。
足すと40センチなのでそれと、半分ずつで20センチ、10センチ、5センチと測れます。
ここまでくるとほとんどの長さが大体測れます。
棚やテーブルの長さを測ることが多いので、両手を伸ばした長さ、およびその半分の長さは知っておくとすごく便利です。
やってみよう!
実験室