歳を重ねるごとに口臭が気になりませんか?気になりますよね!私はむちゃくちゃ気になります!!! 口臭は普通に歯を磨いているだけではなかなか消えません。 重要な点を押さえながらやってみて下さい。続ければきっと効果を実感できるはずです。
歯を一生懸命磨いても口臭が消えない理由がここにあります。 口の中は汗と同じようにツバがでますが、 口の中でも空気や食べ物・飲み物が触れない部分は特にツバの臭いが溜まります。 つまり、歯茎と皮膚の間なのですが、特に奥歯の奥は意識して口を開けない限り、常に皮膚と密着している為、 臭いがずっと溜まったままになります。 そして、そこから流れ出たツバは喉の粘膜と混じり、その粘膜自体が悪臭を放ちます。 例えば誰かが大あくびをして出した息がすごくくさいことありますよね。 普段空気に触れない悪臭の溜まった口の奥が、大あくびをする事で空気に触れ、息と一緒に出てくるからです。
これを防ぐ為には毎日の歯磨きの時に、口の奥の歯茎(上下とも)を磨く事です。 磨くと言うよりも、そこに溜まったツバを掻き出すような感じです。 口の皮膚と歯茎の間、そしてそこの一番奥です。 毎回ここを磨いていると、口自体もにおわなくなるし、喉のネタネタのにおいもだんだんマシになっていきます。 試しに1回やるだけで口がにおわなくなるし、すっきりするのでやってみて下さい。
これはもう広く知られるようになったので、簡単にお話しします。 においは歯の表面ではなく、歯と歯の間に詰まった食べかすが腐る事で臭います。 特徴はまさに腐ったにおいというか、イカ臭い感じなので、 上で書いているものとは違うにおいになります。 歯間ブラシなどを使えばいいのですが、 歯間ブラシが入らないところもありますし、何より手間がかかります。 ですので、普段の歯磨きでは歯の表面よりもむしろ、歯と歯の間を磨きます。
といっても、歯の正しい磨き方を全てやると1時間とかかかってしまうので、 私はもう歯の表面を磨くのをやめて、時間を短縮してます。 磨いているところは、 噛み合わせ・歯と歯茎の間(裏表)・歯と歯の間・歯茎と皮膚の間、これを上下やっています。 これだけでもまじめにやると20分くらいかかるんですよね・・・。 歯と歯の間を磨く時に表面も触るし十分だと考えています。
時間の無いときは気になる部分だけ、口臭が気になるなら歯茎と皮膚の間と歯と歯の間、 歯茎が弱っているなら歯と歯茎の間などでもいいと思います。 そして1日1回は時間をかけて丁寧に磨いています。 歯間ブラシなど手間のかかる物はその時だけでもいいと思います。 歯間ブラシを試すにそれぞれの形を使った体験記を書いてますのでご覧下さい。
歯周病、以前で言う歯槽膿漏の場合歯茎と歯の間も同じように匂いが溜まります。 はっきりと歯周病だと言えなくても、ほとんどの人は歯茎の弱っている箇所があり、 症状の大小で匂いの強さも変わってきます。 こういう歯茎の弱っている箇所は、歯磨きの時に丁寧に良く磨き、清潔にしていることでいずれ治り、 引き締まることで口臭を押さえることができます。 弱っている箇所というのは歯茎がブヨブヨであったり、触って柔らかくなっているところなのですが、 他には歯磨きで歯と歯茎の間を磨いた時に、少し痛かったりだるかったりする箇所は弱っています。 そういったところを丁寧に磨いて下さい。 歯茎全体の状態が良好になると、特に朝起きた時の口の中はそれほど臭わずすっきりしている事を実感できます。
歯磨きの最後のうがいの時ですが、クチュクチュする時は正面、または少し上を向いてやります。 特に、歯の奥に十分水が届くように気をつけながらやって下さい。 クチュクチュする時に下を向いてやる人結構いますよね。 これだと歯の奥のネタネタを流しにくいので、正面を向いてやる方がいいです。 また、クチュクチュが終わったら、今度は上を向いてガラガラやります。 これも歯の奥と喉付近に水が行き渡るように気をつけながらやって下さい。 吐き出す時は喉の奥のネタネタが出るようにゲヘェッ、ガハァッという感じで吐き出すと、 ネタネタが結構出てきます。
適当な間隔でうがいをすると口の中のネタネタを出せるのでいいんじゃないかと思ってしまいますが、 これ意外にダメなんですよね。 というのも、奥に溜まっているネタネタや臭いがうがいをする事で口中に広がるんです。 歯磨き後やよほど短い間隔でするならいいのですが、 それ意外ではあまり効果が出ないんですよね。 少し手間をかけてよければ、一度普通にうがいをし、2回目はすすぎ用歯磨き液を使うといい感じです。 ダイレクトにすすぎ用歯磨き液を使うと微妙な感じです・・・。
口臭が気になる人はすでに気付いている人も多いと思いますが、 一番臭うのは朝です。 起きている時はある程度食べたり飲んだりするので口の中の臭いの元が胃に流れていくのですが、 寝ている時は何時間もの間口の中に維持されます。 ですので、朝に歯磨きをしてガラガラのうがいをするのが一番効果があります。 特に喉のネタネタが一番溜まっている時なので、 一回ガラガラをしてネタネタを一度出してから歯磨きし、最後にもう一度ガラガラをするとすっきりします。
一般的に舌の白いものは歯垢で、これも臭いを出すと言われています。 舌用のブラシなども売ってますし、「口臭予防」として書かれるものなどでも舌の歯垢を取ることを薦めています。 しかし!私はあまりおすすめしていません。これを続ける事でとんでもない弊害が起こるからです。
私も口臭が気になりだした頃から積極的に舌を磨くようにしました。
特に奥の方は真っ白なのでオエッっとなりながらも我慢しながらやってました。
日に日にオエッとなりやすくなり、もはや慢性的にオエッと言うくらいになりましたが、
それ自体になれてしまったので、オエオエいいながらも舌を磨いていました。
そしていつの間にか日常的に咳が出るようになりました。
当初は舌を磨いている事が原因とは思ってなかったのでずっと続けていたのですが、
実はオエッっと言う時に胃液が喉まで上がってきて(実際に吐く時もありました)、
胃液で喉を荒らしていたのです。
つまり、逆流性食道炎と同じ状態だったのです。
正直やばい病気かと思うほど喋るたび、飲むたびに咳が出ていたのですが、
舌を磨くのをやめてから徐々に回復し、今ではすっかり咳はでなくなりました。
舌をキレイにする事自体はいいことなので、 オエッっとならない程度にしておく方がおすすめです。 あと、オエッという事に慣れてしまうと、気軽にオエオエ言うようになりますが、 むしろオエッと言わないように我慢する方がいいです。
やってみよう!
実験室