炒め物などでフライパンにこびりつきにくい方法です。
基本は
・ フライパンを白い煙が出るほど温めて油をひく
・ 一度冷ます
です。
フライパンを温めると引っ付きにくくなるということは知られているので、 多くの人は十分に温めるまではするのですが、 そのあと冷まさずに調理を始めるのでこの時に引っ付きます。
フライパンは暖めることで膨張し、目には見えない細かい隙間が開きます。
この時に油をひくことでその隙間に油が入るのでいいのですが、
その直後に引っ付きやすい物を入れると隙間に入ってしまいます。
ここで一度フライパンを少し冷やすと、
油が入った状態で隙間が埋まり、引っ付きにくくなります。
触れるほど冷やす必要はなく、数十秒待つだけで良いです。
料理もフライパンがチンチンに温まった状態でする必要はありませんから。
こういう基本と、普段からキレイにフライパンを使っていると、引っ付くことはほとんどありません。
キレイにというのは使い終わったあと焦げなどを必ず落としておくことです。
焦げが残っているとそこは初めから引っ付く場所になるので、
それが点々とあると、大量に引っ付きます。
鉄のフライパンのメンテナンスは、
表面を目の細かいヤスリで根気強く擦り、
ツルッツルにすることです。
凹凸がなくなればなくなるほど引っ付きにくくなります。
このため、引っ付いたからといって金タワシなどで擦ってしまうと、
引っ付くフライパンが出来上がります。
やってみよう!
実験室