かた結びなどのような、硬くてほどけない紐の結び目の比較的簡単なほどき方です。
硬い結び目を一生懸命爪で引っ張って、痛いしほどけないことってよくありますよね。
こういう場合は引っ張るのではなく、押す方が痛くもないし、簡単にほどけます。
簡単に言うと
紐をねじります。
紐はねじることによって少し細くなります。
この状態で結び目側に押すと、スっと抜けるんです。
どのくらいねじればいいかと言うと、ほどけるまでです。
ほどけるまでギチギチにねじります。
もちろん初めからそこまでねじらなくてもいいので、ねじって押してみて、押せそうにない場合にまたねじります。
それでもほどけない場合は同じように逆からもねじります。
どちらかでも1mmでも動けばほどけます。
ねじる場所は結び目から5mm前後がやりやすいです。
あまり長いと結び目との間でくるんと丸まってしまうからです。
逆に短すぎると押しにくくなります。
硬い結び目がほどけない時にねじる人はいるのですが、大体は少しねじる程度で、それでほどけないと諦めてしまうようです。
とにかくコツはねじりまくって、結び目内部の紐を細くする、ねじる事で紐が硬くなるので押しやすくなる、というところがポイントです。
しかし、あまりに紐や結び目が細すぎる場合はこの方法もできません。
あと、ハリスや釣り糸などの紐も、ねじって細くならないのでできません。
また、ラジオペンチがあれば大半の結び目は簡単にほどけます。
これが一番楽です。
ラジオペンチは生活の中の結構いろんなところで活躍するので、もし持っていないなら買っておくのをおすすめします。
精密ドライバーという方法もありますが、結び目が硬いと、精密ドライバーが折れてしまうので、やっぱりラジオペンチがおすすめです。
やってみよう!
実験室